みなさまこんにちわ。
山形暮らしのhima-jinです。
今回は山形県がラーメン王国だった件を
書いてみます。
山形県のグルメといえば・・・
さてまずはラーメンの前に、山形県のグルメを
探っていきましょう。
山形県のご当地グルメといえば「いも煮」が
代表格でしょうか。
東北出身のワタシは当然のことながら「いも煮」の
存在は知っていましたし、食べてもいました。
山形のいも煮は醤油ベースに牛肉が入る高級版。
私が食べていたのは、豚汁のジャガイモを里芋に
変えただけの味噌ベースのいも煮でした。
あと有名なのが「山形名物玉こんにゃく」でしょうか。
玉こんにゃくを醤油で煮て、竹串に3~5個ほど刺せば
ハイ、出来上がり!
観光地や道の駅に行けば、鉄板で売っております。
あと忘れてならないのが「そば」。
日本三大そばといえば長野県の「戸隠そば」、島根県の「出雲そば」
岩手県の「わんこそば」ですが、山形県も「そば街道」なるものがあり、
その街道沿いには各々個性を出したお店が軒を連ねています。
そばにウルサイ方でも自分の好みに合ったお店がきっと見つかるはずです。
他にくだもので言えば「さくらんぼ」や「ラ・フランス」なんかが
あったりします。
山形県は何故ラーメン王国?
ここまでは、グルメな方なら知っていてもおかしくない品々です。
では何故、山形県はラーメン王国と呼ばれるのでしょうか?
理由の一つは、「年間1世帯当たりの中華そば(外食)の支出金額」が
山形市は15,622円で第1位、第2位の新潟市が11,900円、
全国平均が5,929円なんだそう。
また、タウンページデータベースをもとに2017年に調査した結果、
人口10万人当たりの店舗数も67.41軒と第2位の栃木県が48.67軒ですので、
ブッチぎりで日本一ですねー。
では、一言でラーメンと言ってもどんな種類があるのでしょうか?
山形県は村山・最上・置賜・庄内の4つの地域に分類されます。
基本パターンは醤油ベースですが、各々の地域で提供される
代表的なラーメンの特徴を簡単に説明すれば以下のようになります。
- 村山地方:まろやかな甘味が特徴の牛骨スープ
- 最上地方:思ったよりあっさりして食感が良い「とりもつ」のトッピング
- 置賜地方:鶏ガラスープに細い手揉み縮れ麺
- 庄内地方:魚介系スープに自家製麺(自家製麺率日本一)
味噌味で例外なのは、「秘密のケンミンSHOW」でも何回か紹介された
南陽市赤湯の「赤湯ラーメン」が置賜地方にあります。
また、夏季限定になりますが一部店舗では「冷たいラーメン」が
提供される所もあります。
※店舗によって呼び方が違ったりします
ワタシが暮らす「置賜地方」では、「米沢ラーメン」が
有名です。
まとめ
その昔、山形県はもともと4つの藩に分かれておりその名残で、
文化が違えば言葉(訛り)も違ったりします。
それが一緒になった経緯から、一つの県でそれぞれの地域に
特徴的な自慢のラーメンが誕生したと思われます。
一つの県に多種多様なラーメンが存在しているあたりが、
山形が「ラーメン王国」と呼ばれる、所以なのかもしれません。